ダンちゃんバーちゃんニッポンの旅「銀閣」

バ)おら、愚弟。
ちょろちょろするなよ。
父の名に恥じない振る舞いをするのだぞ。
ダ)はい、おにいたま!




ここは京都・銀閣寺

修羅の道を辿る運命の
半魔の双子・・
ここでは ただ 穏やかに
心の平安を覚えていたのだった・・・

ダ)あ、ファンだ。
バ)俺のな。
ダ)半分は俺のファン
バ)全部俺のファン
ダ)この 煩悩野郎!




<バージル、お気に入りを見つける>


静かに過ごそうとしても
行く先々で ふたりはファンに囲まれた

ダ)はいはいはい、みなさんにサインしますよぉ。
はい、中高年オッケーデスヨ

サービス精神旺盛なダンテをよそに
バージルはそこにあった
美しい風景に目を奪われた


ダンテは 悩みを深くした・・