白馬物語


それは
美しい白馬であった・・

悪漢の手にかかり
まさにその命を天に返さんとするとき

白馬は 神のごとく
悪漢にコトバをかけるので
あった・・・・・

ダ)ちょっとまて、悪漢って?
バ)おまえ。
ダ)ちがうよなっ、ちがうよなっ!
白馬)アンタ。



白馬の贈り物

***

ダ)ちょっとおもったけど、
この白馬、「ヒゲゾー」って名前だっけ?
バ)せやね、似てるな。
白馬)ちゃうわいっ
ゲーリューオーンって
名前なんだぃっ!

悪者ダンテ)いらん。
白馬)どーーーーしてぇぇぇ!?
悪者ダンテ)使わんもん。
てか 使えんもん。
バ)ふふふふ・・・
自分の不能を棚に上げて・・・
ダ)それをいうなら
無能って言えやっ
バ)認めたな・・・
ダ)あ、くっそーーー
白馬)ちょっと、勝手に話さないでくださいよ、坊ちゃんがた

傷心の白馬

バ)うゎ〜かわいそーーー
ボクにくれたらええのにぃ


使われないふたり