新年度テメンニグル入社式

ちょっぴり遅れたけれど
僕の新しいスタートの日がやってきた。

新しい制服、
新しい鎌。

いいよ、っていったのに
おふくろったら
ネクタイまで・・・

僕の好きな緑色。
おいおい、僕、いや、俺、
もう18歳だぜ。
これからは 俺がおふくろに
楽させてやるぜ。




青年ヘルプ・ライド、18歳
今日は初出勤。
テメンニグル屋上で
入社式だ。

「社長のバージルさんって
あのスパーダさんのご長男さんなんだってなぁ。
どんな人かなぁ・・
弟さんもいらっしゃるって話だけど、
バージルさんに比べて放蕩物だってうわさだし。
俺は親に心配かけるようなまねだけは
しないぜ。
な・・・おふくろ」




テメンニグル屋上入社式会場


「へぇ、あれがバージルさんか。
まだ若いんだな。
ちょっとオトコマエじゃないか。
ま、俺にはかなわないけどな。
俺、美人のおふくろ似だから。

・・あれ?
あそこにいるのは となりのクラスにいたいじめっこのアビスじゃないか。やっべぇ・・・
なんだ、めちゃめちゃ緊張してるみたいだな。
びびりだったんだ、ほんとは。
ま、みんなと仲良くするさ」


間の悪いダンテ

そんな入社式の最中に
ミッション7にたどり着いた
ダンテ。



社員はみんな社長の味方!

社長の苦労話にみんなが泣いた。
ダンテは睨まれた。

ヘルプラ独白
「お気の毒なバージルさん・・
あ!あれがダンテさんか!
おにいさんをいぢめるなんて
とんでもない野郎だぜ!」

ダ)こら、バージル君、
君、社員さんたちに
何、吹きこんだん?
バ)べつにぃぃ〜。
ほんとの は・な・しっ
フン、だ。

ダ)ほんとに アンタってば・・