赤コートちゃん


裏街通りのダンテちゃんは
いつも赤いコートの
ゲンキンな子。
みんなから
「赤コートちゃん」と
呼ばれていました。

ある日、
テメンニグルのおバーさんのところに
おつかいに いくことになりました・・・



<道草>

途中、
ワンちゃんと遊んだり
情事に耽ったり
意気投合した子と漫才したり

ダンテちゃんは道草をくいました。


<迷子の赤コートちゃん>

テメンニグルはしかけがいっぱい。

あちこち 迷うわ
登ったり降りたり
さんざんです。

そのころおバーさんは
てっぺんでゴロゴロしながら
待ちくたびれておりました



<赤コートちゃん、気をつけて>

ようやくたどり着いた
テメンニグルの最上階

赤コートちゃんは
愛らしさ全開で
おバーさんと
お話しました。

でも・・・
それは人違いだったのです。
そうとは気づかない
赤コートちゃん。

赤コートちゃん、気をつけて!
それはわるぅい アーカミよ!
さぁ、
赤コートちゃんの運命は!?

おわり

バ)こら、「運命は!?」っていうたら
つづきそうやんか。
つか 
赤コートちゃんっていうより
アホコートちゃんのほうがええんちゃう?
ダ)なにをおっしゃいますやら
おバーさん。