兄酒場


今夜も さみしい 男がひとり
ネオンの花咲く街角で

ひとときの 憩いを求めて
やってくる。。。

小さな酒場
兄・酒場





のれんをくぐれば
ヤツがいる。

蒼い瞳の
冴えたヤツ

「おぜうさん、
さみしいなら
あたためて
あげますぜ」

「ちっ 親父かよ・・・」
「おじさぁん、いらっしゃい、なににする?」
「え・・・そうだね・・・」
「メニューは豊富な100種類!
いまね、1から48と50から100の料理は
切らしてるんだ。
悪いけど、ほかのを選んでよ」
「え・・・えーっと じゃあ、49番?」

「おにいさぁん ピザ2人前ェ」

「くっそー 愚弟めっ!
ママレモンいれてやるぅ」