白雪王子


バ)はいはいはい!主役はぼくぅ!
ダ)いいですよ。
では名前は「バラユキヒメ」

バ)なぁなぁ・・・
安直に頭文字だけをダとかバとかに変えるだけって、やめへん?
それに今日は王子な!

ダ)う〜ん・・じゃぁ
白ジル王子。

バ)白汁王子?

ダ・バ)・・・・・・・・・

バ)白雪王子でええな!
ダ)せやねっ!

***
さて、悪大臣髭蔵に狙われた「白雪王子」は逃げて森をさまよっておりました・・・



深い森・・・ああ、僕はどうしたらいいんだ!

ダ)・・・なんかさ、
海藻サラダみたいな色合いの森だな。

バ)・・・ほんまやな。



白雪王子は森の中に
かわいらしいおうちをみつけました。



おうちには誰もいませんでしたが、
しばらくすると
声が聞えてきました。

王子は行き倒れのフリをしてねころがっていましたが
やってきた
かわいいこびとさんは
王子に気付きません。



バ)ちょ、まてぇぇぇ!
7人の小人が王子をたすけるんとちがうんかぃ!?

ダ)いえいえいえいえ・・・
僕たち101人ダンちゃんです。




なんにせよ白雪王子と101匹ダンちゃんは
末長く仲良く暮らしました