13歳の少年バージルは幼い弟ダンテと二人暮らし。 まわりの 仲間に支えられ 深い山の隠れ里に住みます。 周囲の人々とは異なる顔立ち、異なる装束。 13歳になれば ふもとの里まで降りることができます。 そこから ふたりの運命は大きな流れに翻弄されていきます。 少年らしい背伸びした姿と折れそうなこころをもつ バージルを中心に描く 「バージル篇」