§5 純情な悪魔たち |
【四の事務所】
(ドアが開く)
(バージルなんとなく気まずい様子で部屋に入ることができない。
言葉をかけられるのを待っているのだけれど・・
当の四、ソファに寝転がっていたが 顔だけ上げる。
どうしてやろうかと イタズラじみた思いをめぐらせていたが、やがて・・)
4 あぁら ダンテ、まだいたの
v ああ、もぉ・・・やな奴。・・バージル
4 え???だれだって?
よく聞こえないので コッチへきてもらえませんか
ベイビィちゃん
(バージル おずおずと 四の傍へ)
(四 バージルの手首を掴んで引き倒す)
v うわっ・・・!
(四 バージルにかぶさる格好に)
4 この がきゃぁ、ほんまに
純情な四さまを 試しやがった
v じゅ・・・純情な!はは・・・はは・・・・あぁ・・
4 俺は傷ついた・・・ああ、傷ついた。
俺の純愛は疑われた!はぁ〜!なんてことだ!
(四しばらく突っ伏し、ふっとまじめな顔をあげ まじまじとバージルを見つめる)
4 これはとことん 慰めてもらわないとなぁ・・
v ご・・ごめん、 四兄ぃ・・
だって、このあいだ四兄ぃったら 他の誰・・・か・・・・
(言い訳をしようとする口を 四の口がふさいだ)
4 ・・・ばかやろ。
ダンテまで 巻き込みやがって・・・
ほんっとガキくせぇ
v ほら、ガキ扱い・・
4 あたりめぇだろ、こんなしょーもない悪戯するなぁ、ガキしかいねぇよ。
んでも、おまえらのへたくそな芝居、
おもしろかったぜ。
v ちぇ・・・
4 ガキ扱いなんか してねぇって。
じゃ、、 今から 大人の時間な・・・
end
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