Devils' prank
〜悪魔達の悪戯

§2 ポーカーフェイスはむずかしい? 音楽を流します


【四の事務所】

d 四兄ぃ・・・?
4 ん?ダ
d ばあじるです!
4 ・・・・



(四 にんまりと笑う)

4 なんだよ、バージル 
会うのは週末だっただろ?
d えっと、だって 待てなくて
急に会いたくなったから・・・(お、俺って 演技派!)

(四 立って ダンテに近づく。
ダンテ ドキドキ)

(四 ダンテの肩に手をかける。
ダンテ うっかり避けようとするが
四 お構い無しに 彼を引き寄せ 抱く)

4 来てくれて うれしいぜ

(ダンテ さらに ドキドキ)

(四 ダンテを棚に押し付ける)
(ダンテの心臓は 早鐘のように 打つ)

(四 片手を棚につけ 
ダンテに顔を寄せる)

d うわっ・・・・

(ダンテ 顔を そむける)

4 ぶはははは。まただ。
なあんか  まえにもあった シチュエーション

(四 手のひらでおもいっきり ダンテの頭をはたく)

d って・・・・!

4 ばーーーか。
おまえ なにしてんの?ダンテ。
d ばれた?
4 あたりめえだ、ばかたれ。
顔をそむけただけ 許してやる。
d ぜんぜん その気にならない?
4 おまえ、おれのことどう思ってるの?
なんか エロ魔人かなにかと勘違いしてるぜ。  
(ソウジャネェカッ)
もしかして バージルは弐伊のとこ?
やっばいぞぉ! 弐伊、バージルにとられちゃうぜ
あいつは おまえより 激しいこころをもってるからな。
本気になって せまっちまうかもしれねぇぞ。
d ええぇっ!!
4 ははっ・・おもしれぇやつ・・・

弐伊は、 そんなことで揺れる奴じゃないよ。
それに 俺も バージルを渡す気は ないね。
d 四兄ぃ・・・ごめん
4 素直だな・・・おめ かわいいから キスしちゃおうかな
d い、 いいよ。ごめん!帰る!

(後ろ手にドアを閉めると 部屋から大きな笑い声が聞こえた)

「弐伊・・・弐伊・・」」

(ダンテは 月夜の通りを
弐伊の事務所へむかって 駆けて行く
その 同じ時
一筋 違えて 逆方向に走る影があった)









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