§3 確かめたかったもの |
【弐伊の事務所】
(ノックの音)
(バージル そっと顔をだす)
(デスクで本を読んでいた弐伊
顔を上げて訪問者を見る)
2 なに?バージル
v (げっ・・・すでにばればれ)
や・・・やだな 弐伊、ぼく ダンテ
2 ・・・?じゃ、ダンテ君、ちょっと来なさい
(バージルドキドキ。ハプニングを期待)
2 この本 おもしろくてね。・・・
v ・・・?
2 本てのは たまに
ボカッ
2 武器になる。
ペンは剣よりも強しだ。うははは
v ・・・・ってぇ〜
2 大人をからかうな、バージル
v いいじゃないか、だって 四兄ぃだって
ダンテと よろしくやってるかもしんないぜ
2 四は そんな奴じゃないよ。
v だって、 だって・・・
2 おまえ 信じないの?
俺は 四も ダンテも信じてるよ。
それに そんなおおげさなこと言う以前の問題だ
v 四兄ぃは 俺みたいなガキじゃ、物足りないんだ・・
2 だから 俺のとこへ来て どうして欲しかったの?
こうして
(弐伊 バージルを抱いてやる
それは 恋人の抱擁ではなく、兄のような・・・)
抱いて欲しかった?
v ・・・・ちがう。
弐伊ごめんね。ちょっと悪戯したくなったんだ
2 謝るのは 俺にじゃないだろ?
v ・・・ちょっと・・・・行ってくる!
2 ・・・悪魔の悪戯・・ね・・・
弐伊はふっと笑った